ハンカチ王子
全国高校野球大会が終わり、西東京代表の早実高校が優勝。決勝戦が延長再試合になり、準優勝の駒苫高校と共に斎藤、田中の両投手が目立った。そして優勝投手の斎藤君がヒーローになってマスコミに騒がれるようになった。彼は高校野球選手の泥臭さとは縁がない清潔な感じの好青年であったことも人気に拍車をかけた。今大会で他にすばらしい選手が沢山いたが彼の陰に隠れて見えなくなった。
この頃の社会現象なのだろうが、ヨン様、小泉、堀江、安部等ヒーローの出現を期待するような風潮はこの社会が病んでいるからではないのだろうかとふと思わせる。それに荷担し、力で後押ししているのがマスコミである。「他人の褌で相撲を取る」という言い方があるが、自分は当事者にならず、傍観者として発言し、書き、批評したり煽ったりして生活の糧を得る人が、この世の中多すぎないか。社会を構成する職業のバランスがおかしくないか。
もっと、地に足をつけた確実にこの社会の役に立つ仕事をする人が増えなければこの社会は歪な社会ということになり近い将来破綻する。それは、バブルが弾けた程度の衝撃ではすまない危機的なものになるだろう。人々が生活者の立場で普通に考え、普通に語ることを放棄している人が増えているのは何故なのか。情報が氾濫しすぎているのもひとつの要因だろう。人々が心を亡くし、忙しい日常生活に溺れているのかもしれない。
こうなると、テレビや新聞、週刊誌等のマスコミから一定の距離をおいて生活する努力をしよう。それが、この情報化社会と言われる海で溺れないひとつの方法である。


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